ドパパークは、音も振動も「あると嬉しいが、無くても全部遊べる」前提で作ってあります。とはいえ、鳴るはずのものが鳴らないと気になります。原因はだいたい三つに分かれるので、上から順に確かめてください。
一、iPhone・iPad では振動しない(ブラウザに機能が無い)
ウェブページから端末を震わせるには、ブラウザが Vibration API という機能を持っている必要があります。MDN のブラウザ互換データでは、navigator.vibrate の対応状況は Safari=未対応、iOS Safari=未対応 と記録されています。一方 Chrome は32以降で対応し、Android 版 Chrome では「Chrome 60 以降、このメソッドは利用者の操作を必要とする(そうでなければ false を返す)」という注記が付いています。
つまり、iPhone・iPad で振動しないのは設定の問題ではありません。端末側で何かを有効にすれば直る、という種類のものではないということです。ドパパークは端末が対応しているかを機械的に判定していて、対応していない端末では振動を試みず、代わりに画面へ一度だけ案内を出します。無言で失敗させないためです。
なお Firefox は16から対応していましたが、128を最後に129で削除されています(同じく MDN のブラウザ互換データ)。
確かめかた:Android の Chrome か Edge で開き直してみてください。それで震えるなら、端末側の問題ではありません。
二、音が出ない(サイレント・音量・自動再生)
音については、確かめる順番があります。
- 端末のサイレントスイッチ/マナーモード。iPhone は本体側面のスイッチ、Android は音量の設定にあります。多くの端末で、ブラウザの音はこの設定に従います。
- 音量そのもの。動画を再生していないときの音量(着信音の音量)と、メディアの音量は別管理になっている端末があります。ブラウザの音はメディア側です。
- 最初のタップをしたか。これが三つめで、いちばん誤解されやすい点です。
ブラウザは、利用者が何も操作していない状態でページが勝手に音を鳴らすことを認めていません。Chrome の開発者向け解説には「Autoplay with sound is allowed if: The user has interacted with the domain (click, tap, etc.)」とあり、さらに Web Audio について「If an AudioContext is created before the document receives a user gesture, it will be created in the 'suspended' state, and you will need to call resume() after the user gesture.」と書かれています。
ドパパークはこの仕様に合わせて、最初にどこかを触るまで無音にしてあります。開始ボタンを押させる画面を挟まない代わりに、最初の一回の操作で音の準備を済ませる作りです。つまり「開いた直後に無音」は正常な状態で、一度さわれば次から鳴ります。
三、ドパパーク側で音・振動を切っている
画面右上に、♪(音)と ≋(振動)の二つのボタンがあります。押すたびに入切が切り替わり、状態はこの端末の中に保存されます。以前に切ったまま忘れている、というのがいちばん多い原因です。どのページからでも押せます。
音も振動も無いままで、遊べますか
遊べます。ドパパークは「見るだけで気持ちいい」を第一条件にして12体験すべてを作っています。音と振動は加点であって、必須ではありません。日本のスマートフォンは iPhone の割合が高く、そもそも振動が届かない端末が多いこと、電車の中ではサイレントのままで開く人が多いこと——この二つを前提にすると、音と振動を前提にした設計は成り立たないからです。
実際、12体験すべてについて「音を消し、振動を切った状態で山場まで到達できること」を機械的に検査しています。
動きが苦手な方へ
端末の設定で「視差効果を減らす」「アニメーションを減らす」を有効にしている場合、ドパパークは激しい動きを静かな表現に差し替えます。これも設定を読み取って自動で切り替わるので、サイト側で何かを選ぶ必要はありません。
関連するページ
- ころん(端末を振って棒を出す):端末の動きを使う唯一の体験です。使えない端末ではタップ三回で一振りになります。許可を求めるのは「振る」を押したときだけです。
- むにゅっ(押してこねる):動きを減らす設定にしたときの違いが分かりやすい体験です。
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